地下のやつのこと その1

地下のやつについて。

UT二次創作、とりわけGルートにまつわる作品は結構な割合で精神を抉ってくるところが堪らなく好きでよく見ていました。今も見ています。
罪悪感について言及している人がいました。責任について言及している人がいました。良心の呵責について言及している人がいました。偽善について言及している人がいました。いろいろな人がいました。強い言葉や強い表現であるように感じました。様々な気持ちを私は受け取りました。そして少なくとも、どれも自分とは違う羨むべき主張であるとそう思ったのです。

私は責任の一部として他人から何を言われようがすました顔で黙していることを選びました。それから色々な作品で押し付けられた気持ちを吐き出すために地下のやつを書きました。責任だの偽善だの自己中だの自分勝手だのと言いがかりをつけてくるであろう輩をめがけて、報復のつもりで作品にまとめ、掲載しました。
あれを読んで理解し、咀嚼し、私の見識の一部を得た者は「本当の意味で」自分のことさえ信じられないようになるようにと怨念を込めたつもりです。私が地下のやつを呪いの書と称する所以はそのせいです。
当然刺さればいいと思って書き上げたわけですから、ある意味攻撃でもあります。創作と言い張っているだけの主張であると理解されても全く否定できません。主張なわけですからつまり、誰かが私に報復してこようとも仕方がないと思っています。
「自分は○○と思ったから○○なの!!○○押し付けないで!!」派には大変申し訳ございませんが、地下のやつに限っては読んだお前が悪いと私は内心でほくそ笑みながら薄ら笑いを浮かべてただひたすら黙します。何を言われようがそのような者に対しては私は言うべき言葉を一つも持ち合わせていません。